プレイ日記

種族変更がきたぞー!!

2025年5月某日。ついにヴァナ・ディールの全冒険者たちに、待望の種族変更が解放されました。

ヴァナにおける「種族」とは、単に外見の特徴が異なるのみならず、各種パラメータやステータスに大きな影響を及ぼす要素です。ゆえにただのアバターであるに留まらず、昔から種族にまつわる悲喜こもごものエピソードやらネタやらをたくさん生み出してきました。

昨今のゲームであれば「アバター変更」は容易に楽しめる着せ替え感覚の要素ですが、FF11はそれこそ超老舗MMORPG。リリース当時は、一度決めたアバターは変えられないもの、という認識が一般的でした。
しかしFF11の場合、種族差は大きな能力差が生まれる要素でもあったため、種族ゆえの優劣差に悩まされたプレイヤーから「種族変更したい」という要望がよく上がっていました。そうでなくとも、ヴィジュアル的な問題等から望む声も多く聞かれました。

ただ「アバターの変更が出来ない=外見が変わらない」ことは、名前の変更が容易にはできないこともあり、そのプレイヤーをまさにリアルの一個人のように特定する要素でもありました。昔のもっとシビアだった時代においては、このことがレアアイテムや対人関係を巡るトラブルを未然に防ぐ効果も、少なからずあったようです。

さて。
そんな種族変更ですが、ついに今回の周年にあわせて実装されました。と、えらそうに述べていますが、ついこの間気まぐれでヴァナに出戻った身である私は、先日モグハ前に専用モグがPOPしていたことで初めて種族変更についてを知りました。

知った直後はまさかの実装にヒャッハーーー!!!と盛り上がり、ソッコーで種族変更を考えたのですが、その後すぐに冷静になって思い直しました。
そりゃあ私も筋金入りのエル男子使いです。立ち姿こそ基本的に凜々しく格好良いけれども、エルの力はあっても低INTなところやDEXとAGIが残念すぎるところ、HPはあってもMPがカラッカラなところ、何かをターゲットすると【首】がぐりぐり動くところ、召喚ポーズ等の一部モーションが失笑を禁じ得ないところ、等々、その他諸々の残念すぎる点は、そりゃあもう百も承知しています。
だけれども、そんなまさしく残念なイケメンたるエルヴァーン男子だからこそ愛着もあろうというもので、ましてこれだけリアルに長い付き合いのアバターです。落ち着いて考えてみれば、今さら変更はないな、と思い至りました。

ただそんな欠点だらけなところも魅力である我がアバターですが、昔から唯一「ここだけは変えられるなら変えたいなあ」と思っていた点があります。それがサイズ
エルのLなんていうバカみたいなサイズのせいで大半の冒険者たちよりも図体がデカく、ほぼ常に見下ろす視点になり、どこにいてもムダな図体のデカさからなんとなく悪目立ちしている気がする。最後のは本当に気のせいでしょうが、とにかく可能であるならもうちょっと小さくしたいな、とはずっと思い続けていました。

なので今回の種族変更実装は、種族変更自体はするつもりはない我にとっても朗報である。
とはいえ、ただリサイズするだけなのも面白くありません。種族変更をしたら、次に同サービスを受けられるようになるのは14日後。つまり2週間。どうせ種族変更サービスを受けるなら、この機会に、エル男子とはまっっっったく違う姿でヴァナを歩いてみようじゃありませんか。

転生(仮)したぞおおおおおおおおおぉ!!!

バカでかいエルのLから姿を変えて楽しむのであれば、これはヴァナの冒険者中でいちばん小さいタルのSサイズをおいて他にありません。ミスラもちょっと考えたのですが、ミスラであればサブアカのにゃーんで遊べますので、今回はたるっこにしておきました。フェイスタイプは、タル男子の中でいちばん可愛いなと思っているものを仮の姿にチョイス。

キリッ。

小さい。いや小さいよマジで。なにこの豆粒みたいなサイズ感。今まで見下ろしていたものをそれこそ全て見上げる視点。エルのLだった頃は「思ったより大きくないなー」とか思っていたものが、みんなやたらと大きく感じます。

トラもでっかい。そして自分かわいい。あざとい。

リリス様のこともゴリゴリに下から見上げる視点になります。見下ろしまくってくるリリス様、今までとはまた違う迫力とエロスとお美しさで大変よろしゅうございます

だまし討ちが…めっちゃ入れやすいぞ…!?

シーフで金策がてらのオデシーに行くときは、もっぱらヴァレンラール様に盾をしてもらっていたのですが、実は今まではこちらがデカすぎるのとサイズのぶんだけキャラが重なりやすくて、だまし討ちがだいぶ入れにくかったのです。

でもSタルならキャラが重なることもなく、ヴァレンラール様の背後にちんまりとおさまるので、視界も広くてなんかめっちゃやりやすい。あと今までは見下ろしてたヴァレンラール様の背中がでっかくて、盾としてめちゃくちゃカッコよくて頼り甲斐200倍くらいに感じる。

 

昔は一度はタルっこで遊んでいたり、倉庫キャラがタルっこだったりで、まったくタルになったことがないわけではありません。でも昔のことはそれこそ昔すぎて覚えていないし、これだけがっつりとタルタル視点になってみると、エルのLとは視界が違いすぎて新鮮です。

あと今回あえてタルっこを選んだ理由、叶えたかった夢が、もうひとつありました。むしろこの夢のためにタルっこを選んだといっても過言ではありません。

その夢とは、

「自分よりも大きいマトンと並ぶ」ことでした。

やったー!!夢がかなったぞおおおぉ!!!

エルだと自分よりもだいぶ小さいマトンを見下ろすことになり、それはそれで可愛かったのですが、小さいタルっこが自分よりも大きいマトンを操って並び立つ、という図に昔からとてもとても憧れていたのです。

からくりさんになるのも大変久し振りのため、とりま醴泉島へ出かけてみました。からくりさんは命中がまだ1100程度、とくに良い装備でもないので、Apexをやれはするけれどもゴリゴリは狩れません。何よりマトンとの遊び方を思い出さないとです。

マトンは白兵戦、WSのトスや連携要員としてTP効率を上げてみる形にアタッチメントを組んでみました。そのおかげか、私自身は操作にわたわたしてあんまりきちんと動けていないわりに、連携のエフェクトはやたらと飛び交っていました。醴泉島の敵くらいであればサクサクやれる感じかな?
次は狩り場が空いていたら、やさしめのApexをやりにいってみよう。